闇匣屋 Anbako-Ya

蛟の末裔　（みずちのまつえい） 　これは『クトゥルフ神話TRPG』のサプリメント『クトゥルフ・コデックス』収録の「平安京怪異譚」に対応したシナリオです。プレイするためには上記の2冊が必要となります。また『マレウス・モンストロルム』と『キーパーコンパニオン』があれば、登場する神話存在の詳細な情報が得られるでしょう（なくても構いません）。 　探索者は3人前後で、プレイ時間は2時間程度を想定しています。物語の年代は、平安中期ごろであればいつでも構いません。 　シナリオのコンセプトは、シンプル＆ショート。探索者の行動範囲は狭く、複雑な構造もなく、敵もさほど強大ではありません。短時間で気軽にプレイでき、戦闘向きのキャラクターがいれば生存率も高いものとなっています。 ■シナリオの概要■ 　探索者は、殿上人である平兼清の邸宅に、謎の男が日々ひとりで訪れるという噂を聞きます。男は無礼にも屋敷へ上がりこみ、間もなく立ち去るのですが、そのさいに蛇を放つのだといいます。男は毎日訪れるのですが、誰も手出しができずに見守ることしかできず、さては妖しのものであろうと言われています。すでに噂は広まり始めており、外聞を気にする兼清は、この問題を速やかに（そして秘かに）解決できないかと、探索者に相談をもちかけます。 ■商品内容■ ZIPファイル（約1.6MB） └本文（通常版） PDF・約451KB・17ページ └本文（二段組） PDF・約439KB・12ページ └ハンドアウト1　JPG・約289KB └ハンドアウト2　JPG・約551KB ※モノクロ・挿絵なし 2種類の本文ファイルを用意しております。用途に応じてお使いください。 PCやスマホの画面で読むのであれば通常版、印刷して読むのであれば二段組が見やすいのではないかと思います。 ■更新履歴■ 2017.12.03　発行 2017.12.04　販売開始 2017.12.27　誤字修正